幻想水浒传1 Drama听写文本(六)ソウルイーター

我对打斗的拟声该如何处理一直很无力。。。

(2013年10月17日修正)

第六回 ソウルイーター

CAST
ティル:鈴村健一
フリック:中村悠一
ビクトール:小西克幸
マッシュ:布施雅英
クレオ:竹间千ノ美
パーン:日野聡
キルキス:水岛大宙
カスミ : 伊藤かな恵
テオ:山川敦也
ウィンディ:住友优子
バルバロッサ:银河万丈
テッド:石田彰

ティル:ビクトール、いま時間ある?

ビクトール:ティル!起きてて大丈夫なのか。

ティル:もう平気。それより、休んでなまった分取り戻したいんだ。相手してくれる?

ビクトール:ティル、脇が空いてるぜ!はぁ!

フリック:ティルの奴、また腕を上げたんじゃないか?スカーレティシアを開城して、帰ってくるなりぶっ倒れて大騒ぎだったってのに。リュウカン先生に診てもらっても原因、分からなかったんだな。

クレオ:ルック君は紋章の宿主には時々あることなので、心配は要らないと……それに、やはりグレミオのことが、相当ショックだったんでしょう。

パーン:おれは納得いかない!どうしてティルさまは、あの城を落とした時、ミルイヒの野郎にトドメを刺さなかったんだ。グレミオの仇だぞ!

クレオ:パーン、何度も言ったろう。一番ショックを受けて辛いのはティルさま。ティルさまがミルイヒを許すというのなら、わたしたちはそれに従うしかない。
 

ティル:はぁーーーー!

ビクトール:あっつー。

ティル:ぼくの勝ちだ、ビクトール。

ビクトール:へっ。馬鹿やろう。病み上がりの奴に本気でかかれるかよ。

フリック:おまえ、手加減できるほど器用な男だったか?

ビクトール:うるせぇ。

クレオ:ティルさま、おケガはありませんか。

ティル:フリック、クレオ、パーンも!ずっと見てたの?

ビクトール:みんな、おまえのこと心配してるんだ。

ティル:ごめん、心配かけて。もう、大丈夫だよ。

クレオ:そうですか。よかった…。

キルキス:ティルさま、ティルさま!!!はぁ、はぁ。

ビクトール:どうした、キルキス?血相を変えて。

キルキス:テオマクドール将軍が率いる軍が南下しています。一両日中にも攻め込んでくるものと思われます。

ティル:あぁ!父さんが…来る…。

(大広間)
マッシュ:ティル殿、まずは、こちらの方のお話をお聞きください。

カスミ:お初にお目にかかります。ティルマクドールさま。わたしは、ロッカクの里の忍び、カスミと申します。

ティル:始めまして、カスミさん。

カスミ:忍びの者が集まるロッカクも、長らく帝国に抵抗を続けていたのですが、先日、南下してきたテオ軍の襲撃を受け、壊滅しました。生き延びたのは、わたしを含むわずかな忍びだけです。ティルさま、どうか帝国を止めてくださいませ。これ以上、わが里と同じ悲劇を繰り返したくはありません!われわれを、ティルさまとともに戦わせてください!

ティル:カスミさん…

マッシュ:迷っておられるのですか、ティル殿。

ティル:マッシュ、僕は…

マッシュ:お気持ちはわかります。しかし、あなたにもわかっていたはずです。いつか、このときが来ること。

ティル:ごめん、マッシュ。少しだけ一人にしてくれないか。

マッシュ:かしこまりました。どうぞ、早いご決断を。

ティル:(ぼくは分かっていたはずだ。いつか、父さんと戦わなくちゃいけない時が来るって。ぼくには、信じてくれる人、助けを求める人たちがいる。もう、後戻りはできない!)

ティル:うわぁぁっ、熱い。右手が、熱い。グレミオの時と同じだ。一体、何なんだこれは……!

(王城)
兵士:皇帝陛下に申し上げます。テオ将軍が、反乱軍へ進軍しました。

バルバロッサ:そうか、テオが。

ウィンディ:百戦百勝将軍といわれたテオ将軍ですもの。今度こそ目障りな反乱軍を一掃してくださいますわ。ねぇ、陛下?それに、万が一破れたとしても大丈夫ですわ。わたくしに、とっておきの切り札がありますから。

バルバロッサ:切り札?

ウィンディ:うっふふ。

(戦場)
テオ:皇帝陛下バルバロッサ様に弓引く逆賊!天下の大悪人ティルマクドールよ!貴様に一騎打ちを申し込むっ!

ティル:父さん…

テオ:どうした?早く構えよう!それとも、反乱軍のリーダーともあろう者が、戦いに私情を挟むのか!そんな甘い考えで、われら帝国の兵の命を奪ってきたのか!!

ティル:それは違います!

テオ:ならば武器を取れ!ティル!

パーン:だめです!ティルさま。

クレオ:そうです。テオさまだってちゃんと話をすればきっと分かってくださいます。

ティル:クレオ、パーン、みんなも下がってくれ。

クレオ:ティルさま…

ティル:その勝負、お受けします!

テオ:よかろう、参られよ!皇帝陛下に捧げたこの剣にかけて、ティル、きさまを討つ!

ティル:行きます、父さん。はぁーーーー!

テオ:この手に残る痺れ、本物だな。ならば、手加減はせぬぞ。やぁーーーー!

ビクトール:すげえ戦いだ……俺との打ち合いとはレベルが違うぜ。

クレオ:本気なんだ……ティル様も、テオ様も。

パーン:なんとかならないのか、クレオ。なんであのお二人が、戦わなくちゃいけないんだ!

クレオ:バカもの!なんとかできるくらいなら、とっくにやってる!

ティル:どうして、父さん。どうして、あなたが帝国のしていることに気付いていないはずがない。それとも、父さんまでウィンディの支配の紋章にっ!

テオ:支配の紋章など、身に覚えもない。わたしの身体に刻まれているのは、ただひとつ。皇帝陛下への忠誠のみ!はっ!守ってばかりか?ならば、こちらから行くぞ。わが必殺の剣、やぁーーーー!

クレオ:ティルさま!

ビクトール:ティル!

テオ:どうした?もう終わりか!!

ティル:……いいえ、終わらない。終わらせるわけにはいかない。ぼくを信じてくれるみんなのために、そして……ぼくが信じて選んだ未来のために!

テオ:ならば、わたしを越えてゆけ!力がない者に、人を守る資格も、未来を開く資格もない!

ティル:父さん、父さん、父さんっ!

テオ:これでとどめだ……さらば!我が息子よ!

ティル:うわぁぁぁぁぁ!!

ティル:父さん?父さん!!

クレオ:テオさま!

パーン:テオさまーーーー!

ティル:父さん、父さん!

テオ:……ティル、何故泣く。お前は勝ったのだぞ……強くなったなぁ。

ティル:父さん……

テオ:帝国の異変には私も、気がついていた。だが……私は、お前と行った謁見の時、皇帝陛下の瞳の奥に、昔と変わらぬ人を慈しむ優しい光を確かに見たのだ。その光を私は信じようと思った……後は、お前と同じだよ。信じたもののために生き、信じたもののために戦った……そして、悔いはない。

クレオ:テオさま、しっかりしてください!

パーン:テオさま。

テオ:クレオ、パーン、ティルのこと、よろしく頼むぞ。

ティル:父さん、嫌だ!死んじゃ嫌だ!!

テオ:ティル……もう、泣くな。わたしは……幸せなんだよ。父にとって、息子が……自分を……越える瞬間を……見ることができるのは……最高の……幸せだ。……頑張れよ、わが息子、ティル。

ティル:父さんーーーーー!

ビクトール:な、なんだ?この光は!

クレオ:ティルさまの右手の紋章に、光が集まってくる。

ティル:うわぁぁっ、熱い。右手が、紋章が、熱い。うわぁぁっ……。

クレオ:ティルさま!

フリック:グレミオの時と同じだ。気を失ってる。

ビクトール:おい、ティル。しっかりしろ!ティル!

(牢屋内)
ウィンディ:テオの軍が反乱軍に敗れたそうだよ。残った軍もたいした期待できないね。なかなか頑張ってくれるじゃないの?あんたの親友のぼっちゃんは。ねえ、テッド。

テッド:ティルが、テオさまを……。くっそー、すまない……ごめんよ、ティル。

ウィンディ:親友に親を殺させるなんて、残酷なことをしたものさ。おまけに、あんたも、こんな薄暗い牢屋で、鎖に繋がれてしまうなんてね。おとなしくあたしに、ソウルイーターを渡しておけばよかったって、そう思わないかい?

テッド:思わない。おまえが、すべての元凶だってことを、三百年前から分かりきってることだからな。

ウィンディ:口の減らないところは、本当にあんたの爺さんそっくりだよ!忘れるんじゃないよ、あたしの目的は、あんたが、ぼっちゃんにあげちゃったソウルイーター。あの紋章を手に入れるためなら、こんな国も、こんな戦も、手段のひとつにすぎないんだよ。もちろん、おまえもね、テッド。

テッド:あ、やっ、やめろ!

ウィンディ:さあ、ソウルイーターを手に入れるお手伝いをしてもらおうか!

テッド:うわぁぁぁぁぁ!!

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