DRAMA里ゴルドー是靠ジョウイ一人干掉的(黑刃LV4魔法,敌全体1200),胡扯!明明是2主的辉盾LV4魔法(味方满血情况下敌单体2000)更具杀伤力吧。。。(噗)
リオウ:小田久史
ジョウイ:梶裕贵
ナナミ:松冈由贵
フリック:中村悠一
ビクトール:小西克幸
アップル:能登麻美子
シュウ:速水奨
ルック:福山润
マイクロトフ:前野智昭
カミュー:小野大辅
シード:森久保祥太郎
クルガン:稲田彻
ゴルドー:広瀬正志
幻想水滸伝Ⅱ 第七話「ロックアックス」
リオウ:マチルダ騎士団がハイランドに降伏した?本当なの、シュウ!
シュウ:はい、リオウ殿。ハイランドはわれわれがグリンヒルを奪回している隙を突いて、全軍を出して騎士団の城、ロックアックスへ進軍。今後は自治権は騎士団に残し、共同戦線を張るそうです。
アップル:これで王国軍はマチルダ騎士団を合わせ、6万の兵力となりました。対する我が新同盟軍は2万あまり……
フリック:その差、三倍か。きついよな。
マイクロトフ:都市同盟の防衛線として建てられたはずの騎士団が、ハイランドに寝返るとは。ゴルドーのやつ、どこまで腐りきってしまったのだ!
カミュー:落ち着け!マイクロトフ。
シュウ:ですが、私はハイランドが力づくで騎士団を手に入れたのは、ルカという巨大な戦力を失い、焦っているからでは、と思うのです。それに比べ、われわれはグリンヒル、ティントと大きな敗戦もなく、勢力を広げました。
ビクトール:時の勢いはこっちにあるってことか。
シュウ:リオウ殿、今を逃せば、ハイランドは再び都市同盟の地を侵すでしょう。そうなれば、兵力に格差なるわれわれに抑えることはできません。全軍がマチルダに集結している今こそ、こちらも全軍で打って出るべきです。騎士団を陥落させれば、王国軍の領地はハイランド本土のみ。
リオウ:シュウ、まさか?
シュウ:敵が体勢を整える前に、一気にハイランド本土へ攻め入ります。
マイクロトフ:行きましょう、リオウ殿。わたしはもう、ゴルドーを許すことができません!兵力の差など、吹き飛ばして見せます。
カミュー:マイクロトフに同じく。
ビクトール:行こうぜ、リオウ。
フリック:リオウ!
シュウ:リオウ殿。
リオウ:僕は、自分の信じた道を、信じたことを貫くために、そして、この戦いを終わらせるために全力で戦う!みんな、行こう!
(進軍中)
マイクロトフ:進め!我が青騎士団よ。われらの汚名を晴らすのだ!
カミュー:続け!赤騎士団の諸君。まあ、なるようになるさ。
フリック:長かったな、この戦いに終わりはないんじゃないかって、正直思っちまったぜ。
ビクトール:ああ、でもこうなって見りゃ、かえって気が楽だ。マチルダで一戦、それでカタがつくんだからな。
アップル:お願いだから、今度は戦いの後、行方不明なんてやめてちょうだいよ。
ビクトール:だってよ、フリック。
フリック:おまえがな。
シュウ:それでは、リオウ殿。全軍にご命令を。
リオウ:うん。マチルダへ進軍!!そして行こう、ハイランドへ!!我らに勝利を!!!
一同:我らに勝利を!!!おおおおおお!
(皇都)
クルガン:失礼します。ジョウイさま。新同盟軍がマチルダへ向かっているそうです。
ジョウイ:そうか……クルガン。では……こちらも……兵を出してくれ。
クルガン:ジョウイさま!お顔の色が優れませんが。
ジョウイ:ぼくは……大丈夫だ。それより、頼んだよ。
クルガン:かしこまりました。
(もがく声)
ジョウイ:うっ……獣の紋章の力が増している。このままでは……抑えきれない。
(ロックアックス)
リオウ:あれがロックアックス城。
ビクトール:あ~あ、堂々とハイランドの旗なんか翻しやがって。
フリック:岩山を背後に構える所だ。前後を挟んで攻め落とすのは不可能だ。だからって、真っ向からぶつかるってのもな。
ビクトール:どうするんだ?シュウの旦那。
シュウ:騎馬隊と歩兵二隊は城手前の草原に展開、敵が打って出たら、引き付けながら後退させる。
カミュー:陽動作戦ですね。私たちは?
シュウ:攻撃の第二波だ。山伝いの森を潜行し、敵の本隊を離したら城を攻め、城門を突破、そして城に我が新同盟軍の旗を揚げる。
リオウ:僕たちの旗を?
シュウ:王国軍は力で騎士団を押さえつけたんですが、その支配は脆い、城に新同盟軍の旗が翻れば、騎士団は城が落ちたと思い、戦意を無くすでしょう。そうなれば、ハイランドとわれわれの戦力は5分。うまくいけば、騎士団を寝返らせることはできます。
リオウ:そうか……シュウ、城の中へは、僕が行くよ。
ナナミ:リオウ!だめだよ、リオウ!一番危険な任務じゃない!
リオウ:でも、ナナミ。僕が行くのが一番いいんだ。
シュウ:はい。敵の象徴を我が軍の象徴であるリオウ殿が破壊する。これほど効果的なことはありません。
ナナミ:でも!リオウにもしものことがあったら!
リオウ:みんな、守りたいもののために、命をかけて戦うんだ。だから、僕も命を懸ける。
ナナミ:じゃ、あたしも行く!
リオウ:ナナミ?
ナナミ:だって、あたしもリオウのことを守りたいんだもん。だめなんて言わせないから!
リオウ:危なくなったら、ぜったい無理しないって、約束できる?
ナナミ:うん。
リオウ:絶対だよ。
ナナミ:お姉ちゃんがリオウに、嘘言ったことあった?
リオウ:ふふっ、わかったよ。じゃ、シュウ。みんな、行って来ます。
シュウ:お気をつけて。
リオウ&ナナミ:はっ!
シュウ:命を懸けさせるつもりはないんだな。さて、ビクトール、フリック。おまえたちはありったけの敵を引きつけてもらおう。
フリック:やけにあっさり行かせたと思ったら。
ビクトール:へえ、そんなこったろうと思ったぜ。
シュウ:全軍、作戦開始!
(城内)
ナナミ:静かだね、リオウ。みんな、外の戦いに出ちゃったのかな。
リオウ:急いで旗を揚げよう。外のみんなも、それで助かるんだ。
ジョウイ:そうはさせない。
リオウ&ナナミ:あっ!?
リオウ:……ジョウイ。
ジョウイ:リオウ、ここから先へ、君を行かせるわけにはいかない。
リオウ:どうして、僕がここにいるって。
ジョウイ:僕の黒き刃の紋章と、君の輝く盾の紋章は対の存在。紋章を通して、君のことは全部分かってるんだ。引き返してくれ。さもないと、この紋章の力で、君を倒さなくてはならない。
ナナミ:そんなのだめだよ!どうしてリオウとジョウイが戦わなくちゃいけないの?どうしてジョウイは、休戦条約を結ばなかったの?そうすれば、戦いは終わったのに!
ジョウイ:僕も、この戦いをずっと終わらせたいって思ってたよ。
ナナミ:だったら!!
ジョウイ:だめなんだ。休戦なんかじゃ、戦いは終わらない。この地に戦いのない世界を築く方法は、二つの勢力をまとめて、一つの国を作り上げることなんだ。リオウ、ジョウストンの丘上会議を覚えているかい?
リオウ:うん。覚えている。
ジョウイ:あのとき、僕の心に大きな疑問が生まれた。肩を寄せ合って何とか成り立ている都市同盟でさえも、争いや嫉妬、反目が渦巻いていた。同盟なんて何の役にも立たない。必要なのは、それを一つに束ねる巨大な力。分かってくれ。
ナナミ:わかんないよ!!けんかしないで。お願い、お願いだから。
リオウ:ナナミ……
ジョウイ:駄目なんだ。僕たちは、僕は、もう……
リオウ:うん?ジョウイ?あっ、どうしたの?
ジョウイ:なんでもない!
リオウ:だって、顔色悪いよ。
ジョウイ:なんでもないよ!!
騎士:こちらです。ゴルドー様。お急ぎください。新同盟軍の兵がすぐそこまで迫っております。
ゴルドー:うん?待って!あそこにいるのは?
騎士:あれは、皇王さま。あんなところで何を。
ゴルドー:もうひとりは新同盟軍のリーダー、リオウではないか。ふははは、これはまたとない、絶好な機会だな。
ジョウイ:話は終わりだ。リオウ、後は決着を。
ナナミ:だめだよ、二人とも。やめて!!!
リオウ:ジョウイ、僕はーー!
ゴルドー:では、わたしが代わりに二人まとめてトドメを刺してやる。
リオウ:あっ、おまえは!
ジョウイ:ゴルドー?いったい何を!
ゴルドー:ここで貴様らを倒せば、この地も、ハイランドも、いずれわしのものにできる。この機を逃してなるものか!
騎士:で、ですが!ゴルドー様。
ゴルドー:いぃ!命令だ。
騎士:は、はい!矢を放て!
ナナミ:危ない!リオウ、ジョウイ!
リオウ&ジョウイ:あっ!
ナナミ:あああっ!
リオウ:ナナミ、ナナミ!ナナミ!!
ゴルドー:くそ、小娘。邪魔をしおって。
ジョウイ:ゴルドー!貴様!!!
騎士:お、お許しを。うわああああ!
ゴルドー:お、お前達!わたしをおいて。
ジョウイ:我が黒き刃の紋章よ、その力を示せ!貪欲なる友!
ゴルドー:うわああああーーー。
ビクトール:なんだ?今の揺れは。
フリック:リオウに何かあったのかもしれん。行くぞ!
リオウ:ナナミ、ナナミ、しっかりして!ナナミ!
ナナミ:リオウ、ジョウイ。
ジョウイ:しゃべるな、ナナミ。今医者を。
リオウ:ナナミのうそつき、無理しないって約束したじゃないか。
ナナミ:えへへ、ごめん。失敗失敗……あたしは……大丈夫。でもね、リオウ。ちょっとだけ、わたしのこと……おねえちゃんって……呼んで。
リオウ:……おねえちゃん。
ナナミ:……ありがとう。ねえ……わたしたち……血は繋がってなかったけど……本当の家族だったよね。
リオウ:ナナミ……
ナナミ:お願いだから……二人とも……けんかしないで。だって、あたし……リオウが弟で……ジョウイが友達で……本当に……よかったって……思ってる……から。
ジョウイ:ナナミ!
リオウ:ナナミ!ナナミ!ナナミ!目を開けてよ!ナナミ!ああああああ!