卢卡同学的这句话我一直十分欣赏。“貴様らは何万もの兵で俺を殺したが、俺はたった一人で、貴様らの同胞を、その何倍も殺した!”太有腔调了!这就是实力啊。
CAST
リオウ:小田久史
ジョウイ:梶裕贵
ナナミ:松冈由贵
フリック:中村悠一
ビクトール:小西克幸
アップル:能登麻美子
シュウ:速水奨
ルック:福山润
シード:森久保祥太郎
クルガン:稲田彻
マイクロトフ:前野智昭
カミュー:小野大辅
ルカ:関智一
ムクムク:金田朋子
幻想水滸伝Ⅱ 第五話「狂皇子の最後」
(朝)
ナナミ:リオウ、朝だよ。起きて。
リオウ:ふっ、ナナミ。おはよう。
ナナミ:大丈夫?ちゃんと眠れた?
リオウ:何言ってんの、僕は大丈夫ぶいたたたた、ほっぺが。抓ねないでよ。
ナナミ:お姉ちゃんに黙って、仕事できると思ってんの?目、真っ赤じゃない。
リオウ:ナナミだってそうだろう。
ナナミ:だって、だってだって、ジョウイが!なんでジョウイが!なんで!なんでなんでなんで!!あんなハイランドなんかに……(号泣)
リオウ:……泣くなよ。
ナナミ:あたしはいいよ。でもね、でもね、あたし、リオウが泣くのはいや!
リオウ:ナナミ……
(大広間)
ビクトール:おお、リオウ。おはようさん。お?ナナミがどうした?
リオウ:疲れてるみたい。今日は休ませるよ。
ビクトール:まぁ、しょうがねえか。ショックなことが続いたからな。
フリック:リオウは大丈夫なのか。
リオウ:僕は、大丈夫。
シュウ:結構です。あなたがいなくては、この軍から可能性が消えてしまいます。
リオウ:シュウ、ミューズから、何か報告は?
シュウ:あまりいい知らせではありませんが。新たなに我が軍へ加わったマイクロトフとカミューの報告によると、現在ミューズの門は閉ざされており、中の確認はできないそうです。しかし、先日たしかに多くの人々の叫び声が聞こえたと。虐殺が行われたのは間違いないでしょう。
リオウ:虐殺……。
(紋章がいきなり光を放つ)
リオウ:あっ……あぁ!
ビクトール:おい、どうした?大丈夫か、リオウ。
シュウ:リオウ殿?
リオウ:だ、大丈夫。ちょっとくらっとしただけ。紋章が急にうずいてさ。いままでこんなこと、なかったのに。
(一方)
ジョウイ:はぁ、はぁ、やっと紋章が収まったか。
(ハイランド側)
ジョウイ:ルカ様。
ルカ:ジョウイか。何の用だ?
ジョウイ:ミューズの一件について、内部からの批判が出ています。
ルカ:言わせておけ。それとも、貴様、怖気づいたのか。
ジョウイ:怖気づくなど、わたしは……
ルカ:貴様はほかのブタどもとは違うな。家族に疎まれ、捨てられただけはある。……俺と同じだ。かつて同盟にこの地が占領された時、父は命惜しさに、幼い俺と母を見捨てた。
ジョウイ:ルカ様。
ルカ:俺は、地上のすべてを、すべてのブタどもを消し去ってみせるぞ。この地の穢れを、浄化するためになぁ!アハハハハハハハ!
(本拠地)
シュウ:ハイランドが前線基地を発ち、こちらに向かっている。兵力は5万、対する我が軍は2万足らずだ。
フリック:倍以上ってことかよ。
ビクトール:敵さん、一気にこっちを潰そうって腹だ。
アップル:王国軍はルカ率いる2万の部隊と、別に編成された1万の部隊は二つ。そして、他国の援軍って編成された1万の、四つの部隊は分かれています。
ルック:だってさ。どうする?
リオウ:確かに、この戦いは不利かもしれない。だけど、僕たちは、ルカを倒さなくちゃいけない!
シュウ:おっしゃる通りです。リオウ殿。2万の軍勢で5万の軍を打ち破るのは難しい。ですが、一人の将を討ち取ることは可能です。
ビクトール:ルカに全軍か。やってやろうじゃねえか!
マイクロトフ:都市同盟を食い荒らし、人の命を踏みにじった悪の化身のルカは、騎士の誇りにかけ、このわたしが倒して見せます。
カミュー:わたしも、マイクロトフとともに。
リオウ:僕も、力の限り戦うよ。この戦いを、終わらせるために!
(出陣前)
同盟軍:リオウ殿のご出陣だ!ついに、あの狂王子、ルカブライトとの決戦だぞ!
シュウ:リオウ殿、どうぞお気をつけて。わたしも、後で参ります。
リオウ:うん。出陣!
一同:おおおおお!
アップル:兄さん、シュウ兄さん!
シュウ:何事だ、アップル。
アップル:たった今、気になる伝令が。
シュウ:伝令?……これは!
ナナミ:リオウ、待って、リオウ!
リオウ:ナナミ、城で待っててよかったのに。
ナナミ:何言ってんの?リオウのことは、あたしたちが守ってあげるんだから。ねえ、ムクムク。
ムクムク:むむむっ!
ナナミ:ねえ、ルカをやっつけて、戦いが終わったら、ジョウイ帰ってくるよね。
リオウ:うん。きっと!
ナナミ:よ~し!頑張るぞ!
(ハイランド側)
クルガン:ジョウイさま、お言いつけのまま、手配いたしました。
ジョウイ:そうか。クルガン、シード、本当によかったのか。
シード:俺はね、ジョウイさん。ハイランドって国が大好きなんだ。それを、これ以上ルカにむちゃくちゃにされたくないんでね。
クルガン:あなたのお考えに賛同します。わたしたちの命、どうぞお使いください。
ジョウイ:ありがとう……
(戦場)
フリック:来たぞ。リオウ、ルカブライトの部隊だ!
ビクトール:今日こそその首、叩きってやるぜ。
ルカ:ふはははははは、薄汚いブタどもが!弱気虫けらどもが!!
リオウ:生きよう、みんな!
一同:おおおおお!
リオウ:はあーー!
ルカ:あのときの少年?まさか、貴様が同盟軍のリーダーだとはな。
リオウ:お前は、殺しすぎだ!僕の仲間を、罪もない人々を!
ルカ:だからどうした?弱気虫けらを、薄汚れたブタどもを殺して何が悪い!
リオウ:はあああーー!
ルカ:ふはははは、足が竦んだか?小僧。
マイクロトフ:リオウ殿を援護しろ。ルカを取り囲め!
ルカ:邪魔をするな!ブタどもが。炎の紋章よ、焼き尽くせ!
フリック:っつ!なんて炎だ!近づけねえ。
ナナミ:リオウ!
ルカ:はははははは。死ね!死ね!死ね!!
ルック:わが身に宿りし、真の風の紋章よ、切り裂け!
ルカ:うわっ!真の風の紋章だと!?
リオウ:ルカブライト!
カミュー:騎士団、かかれ!
ビクトール:行くぜ!フリック。
フリック:おお!
ルカ:ば、ばかな……この俺様が!
リオウ:ルカーーーーーー!
ルカ:うわああああ!
ビクトール:や、やったのか?
リオウ:はぁ、はぁ……終わりだ!ルカ!
ルカ:ふ、ふふ、ふはははは、ふははははははは!
ビクトール:危ない!リオウ!
ルカ:ひゃははははは!貴様如きが、この俺を止めることができるか!死ね!死ね!死ね!!ふははははははは。
ビクトール:くそっ、化け物め。
王国軍:ルカさま!!
ビクトール:しまった。援軍か!
王国軍:ルカさま、ご無事ですか!ここはわれわれに任せて、お逃げください。
リオウ:ルカを逃がすな。追うんだ!
フリック:しかし、これじゃ!
アップル:シュウ兄さん、伝令です。ルカブライトは森へ向かいました。
シュウ:そうか。もうすぐ夜が来る。作戦通りに。
ルカ:心臓が……熱い……燃、燃えるよ、だぁ!俺は、死ぬのか。これが……恐怖なのか。ふはははは、下らぬ恐怖など。がぁ、ばかばかしい。ん?何だ?木彫りのお守り?……これは、中に蛍が。誰がこんな下らぬことを。叩き潰してやる!ふん、下らぬ。虫けらに、命を奪うほどの価値もない。くだらぬ、都市同盟も、ハイランドも、この世界も。
同盟軍:シュウ様、あそこに光が!
シュウ:よし。全員あの光に目掛けて、矢を放て!
同盟軍:はは!
ルカ:うわぁぁぁ!
リオウ:あっ、今の声?
フリック:あっちだ。行くぞ!
リオウ:あっ!ルカ?
シュウ:リオウ殿。ご無事でしたか。
ビクトール:シュウの旦那、これはいったい?
シュウ:ハイランドの内通者から我が軍へ情報があったんです。この場で光を目掛けて矢を放ってと、そう書いてありました。
リオウ:内通者?
ルカ:リオウよ、貴様は……なぜ……戦う。俺を殺し……何を思う?
リオウ:僕はこの戦いを終わらせるよ。
ルカ:リオウ、俺を殺しても、後に残るのは平和などではない。ただ、恨みの声が木霊する荒野だけだ。俺を見て、そんなこともわからないか。……都市同盟の者どもよ!貴様らは何万もの兵で俺を殺したが、俺はたった一人で、貴様らの同胞を、その何倍も殺した!俺は、俺が思うまま、望むまま!邪悪であったぞ!!……っ。
フリック:やった!ルカブライトを倒したぞ!
リオウ:ルカ……。