幻想水浒传1 Drama听写文本(九)終焉~ 旅立ち

嗯,终于听到最后一话了。那么多话听写下来,感想就是:不要相信自己的耳朵,要依靠自己的直觉,经验与联想去判断。最不可靠的就是耳朵。

最終回 終焉~ 旅立ち

ティル:鈴村健一
グレミオ:子安武人
フリック:中村悠一
ビクトール:小西克幸
マッシュ:布施雅英
クレオ:竹間千ノ美
パーン:日野聡
ルック:福山潤
キルキス:水島大宙
カスミ:伊藤かな恵
ウィンディ:住友優子
バルバロッサ:銀河万丈
星辰剣:山根剛

フリック:見えてきたぞ、グレッグミンスターだ!

グレミオ:やっと帰ってきたんですね……。あの雨の日が、昨日のことのようです。

ティル:……うん。そうだね。

ビクトール:なぁ、グレミオ。ほんとうにお前も突っ込んで行くつもりか?無理しないで後ろの部隊で待ってろよ。

フリック:レックナートが言ってただろ?今度死んだら、二度と生き返れないって。

グレミオ:何を言うんですか。わたしはもう二度と、ぼっちゃんのお傍を離れません。そのために生き返ったんですからね。

ビクトール:死んでも直らないってのは、まさにこのことだな。

マッシュ:ティル殿。既に全軍待機しております。どうぞ、ご命令を。

ティル:全軍前へ!城門を突破せよ!

(城内)
兵士:おおおおおおお!

バルバロッサ:ついにこの日が来たか。ティルマクドールよ。

兵士:死ね!ティルマクドール!

グレミオ:ぼっちゃん、危ない!後ろです!

ティル:っ!へっ!

兵士:うわああああ。

フリック:ティル、バルバロッサがいたぞ。屋上の空中庭園だ。

ティル:行こう、グレミオ、ビクトール。

グレミオ:はい。

ビクトール:おお!

(空中庭園)
バルバロッサ:久しぶりだな、テオが息子、ティル。あの日、テオに連れられ、謁見に来たおまえを見たときには、このような未来が待っているとは、思いもしなかったぞ。

ティル:皇帝陛下……。

バルバロッサ:もはやわたしに残されたのはこの庭園のみ。しかし、わたしは、この領土を、わたしの帝国を守って見せるぞ!わが竜王剣よ、覇王の紋章よ、われに力を!!

フリック:あっ!なんだ、こいつは!

ティル:三つの首の金色の竜……。

グレミオ:皇帝陛下が竜に変身するなんて、これもウィンディの魔法ですか。

星辰剣:いや、違うな。覇王の紋章が力を与えているのだ。

ビクトール:星辰剣、おまえ何か知ってるのか。

星辰剣:竜王剣に宿りし覇王の紋章は、その所有者を黄金竜に変えることができるんだ。

ビクトール:なんで教えてくれなかったんだよ!

星辰剣:聞かなかったからな。

ビクトール:て、てめえ……。

フリック:おい!来るぞ。

ビクトール:こいつ、炎を操れるのか。

グレミオ:大地の紋章よ、その力を示せ!大地の守護神(#大地の紋章LV5 味方全員の防御力アップ)……バリアを張りました。これでしばらく炎を防ぎます。さあ、いまのうちに!

ティル:行くよ、フリック、ビクトール。

ビクトール:おお!

フリック:雷鳴の紋章よ、その力を示せ!

(城内)
キルキス:見てください!王宮の屋上に黄金の竜が!

パーン:ティル様たちは、あんな化け物と戦っているのか?

カスミ:ティル様……どうかご無事で。

ルック:そこ!人のこと心配している暇があるならちゃんと戦ってよね!

カスミ:あっ。すみません、ルックさん。

(空中庭園)
ティル:うわあああ。

グレミオ:ぼっちゃん!

ビクトール:炎だけじゃなく、雷まで呼び寄せるなんてな。やべえぞ、こいつ、強すぎる!

フリック:おれたちの魔法力も、残り少ないぞ!どうする?ティル。

ティル:みんな、ぼくから離れて。

グレミオ:ぼっちゃん!まさかっ!

ティル:27の真の紋章、ソウルイーターのありったけの力をぶつけてみる。

フリック:バカヤロー、また前みたいに、紋章の力を抑えきれずにぶっ倒れたら、どうするんだ。

ティル:わが身に宿りし紋章、ソウルイーターよ。主として命じる。その力を示せーー!

(勝った)

ティル:はぁ、はぁ……。

フリック:や、やった…。黄金竜を倒したぞ!

グレミオ:黄金竜が、皇帝陛下の姿に戻っていきます。

バルバロッサ:う、うっ……。

ティル:皇帝陛下、あなたがウィンディの支配の紋章に操られてることはわかってます。ぼくたちは、あなたをその支配からお救いしたいのです。

バルバロッサ:ティルよ、わたしはーー

ウィンディ:なんだよ、バルバロッサ。負けてしまったのかい。情けないね。

ティル:ウィンディ!!

ウィンディ:まあ、戦なんかどうでもいいんだよ。あたしの目的はただ一つ。おまえのソウルイーターなんだから。ねえ、ティル、その紋章の正体は十分わかったんだろう。悪いことは言わないよ、あたしにお渡し、それともおまえは、小娘や父親、そして親友を殺したその紋章を、まだ守ろうってんのかい。

ティル:確かに、ソウルイーターは呪われた紋章だ。この紋章を宿している限り、ぼくはまた大切な誰かを失うかもしれない。だけど、ぼくはこの紋章を守る!

ウィンディ:なにっ!?

ティル:これはテッドが三百年守り続けて、オデッサさんの、父さんの、そしてテッドの命が宿った紋章だ!それを世界の滅亡を望んでいるお前になんか渡せない!ぼくの大切な人たちの命を、そんなことに使わせるもんか!

ウィンディ:だったら、その右手を切り落としてでもいただくまでだよ。

ティル:ソウルイーター、その力を示せ!

ウィンディ:何?そんな、バカな…あああああっ。

ティル:はぁ、はぁ……。

ウィンディ:な、なぜ?わたしを拒否するの、ソウルイーター。おまえの呪われし力を必要としているわたしこそ、おまえの主にふさわしいではないかっ!なのに、なぜ!

バルバロッサ:もういい。ウィンディ、やめるんだ。

ウィンディ:バルバロッサ、何をする。その手をお離し!

バルバロッサ:お前は最後までソウルイーターの真の姿に気づかなかったのだ。ソウルイーターはまたの名を生と死を司る紋章。命を産み出す生の力と、命を奪う死の力、その対の力を持った紋章なのだ。だからソウルイーターは死の力のみを求めるお前ではなく、ティルを主に選び、その名に従った。

ウィンディ:お黙り、バルバロッサ。わたしの支配の紋章に操られている分際で、よくもそのような口を!

バルバロッサ:それもまた、戯言にすぎない。わたしの持つ竜王剣の覇王の紋章は、いかなる魔力をも受け付けないのだ。

ティル:それじゃ、皇帝陛下は……支配の紋章に操られてはいなかったのですか。

バルバロッサ:わたしは、おまえを愛していた。人々はクラウディアの面影を追っていると噂をしたが、そうではない。ウィンディ、わたしは、おまえの瞳の奥に、孤独の悲しみを見たのだ。その悲しみを、わたしは消してやりたかった。

ウィンディ:バルバロッサ……。

バルバロッサ:しかし、どんな理由があろうとも、わたしは民を苦しみ、わたしを信じた者を死に至らせ、そして、帝国を失った。その罪は、贖わなければならん!

ティル:陛下、何をするおつもりです!

フリック:ウィンディと一緒に、ここから飛び降りる気か!

ウィンディ:バルバロッサ、やめて、やめてちょうだい。

バルバロッサ:最後に、ティルマクドール。君がここにどんな素晴らしい国を打ち立てるのか、それを見られぬのが残念だ。さらばだ!!

ティル:皇帝陛下……。

ビクトール:これが帝国の最後か。

フリック:ついに、戦いが終わったんだ。

(爆発音)

フリック:なんだ?この揺れは。

ビクトール:やべえな、この王宮は崩れるぞ!早く脱出を。

兵士:いたぞ!ティルマクドールだ。皇帝陛下の敵だ。逃すな!

フリック:くそ、帝国兵のやつら、まだ戦うつもりかよ。

ビクトール:グレミオ、ここはおれたちが食い止めるから。おまえはティルを連れて逃げろ。

グレミオ:ビクトールさん。

ティル:だめだよ、ビクトール。あれだけの人数、二人だけじゃ無理だ!

ビクトール:ティル!おまえはまだまだこの国に必要な人間だ。しかし、おれたちみたいな人間は、戦争が終わったら必要なくなる。……だからこれでいいんだ。行け!

フリック:ティル、おまえはオデッサの最後の希望。オデッサが望んだ国を作る男だ。その前を、こんなところで死なせるわけには行かない。そんなことをしたら、彼女に怒られちまう。

ティル:そんなのだめだよ!ぼくも戦う!!

ビクトール:行け!グレミオ。

グレミオ:……行きましょう、ぼっちゃん。

ティル:フリック!!ビクトール!!

兵士長:逃すな、追え!

フリック:おっと、わが剣オデッサにかけて、ここは通さん!

ビクトール:行くぞ、星辰剣!

星辰剣:人使いの荒いやつだな。

ビクトール:死にたいやつは前に出て来い!!この心臓がやぶれるまで、おれは戦いをやめんぞ!うおおおおおお!

兵士長:おのれ、かかれ。

兵士:おおおおおお!

ビクトール:さああああ!

(一方……)
キルキス:みんな、剣を納めよう。戦いは終わった。バルバロッサは倒れ、赤月帝国は滅んだんだ。解放軍の勝利だっ!

クレオ:やったぞ、パーン。ティルさまがついに、やったんだよ!

パーン:ああ!きっとテオさまも喜んでくださる。

グレミオ:聞こえますか、ぼっちゃん。皆さんの喜びの声が。

ティル:うん…。

グレミオ:さあ、帰りましょう。

ティル:ぼくは、帰れない。

グレミオ:……え?

ティル:皇帝陛下が言ってた。どんな理由があろうとも、誰かを苦しめて死に至らせた罪は贖わなければならないって。……ぼくにも、同じ罪がある。だけど、ここにいる人たちは、誰も僕を裁けないだろ?だから、ここにはいられないんだ。

グレミオ:ぼっちゃん……。

(翌日)
カスミ:駄目です、クレオさん。ティル様がどこにもいらっしゃいません!

クレオ:なんてことだ……一晩中探したのに見つからないなんて。

パーン:こうなったら解放軍全員に伝えろ!ティル様をお探しするんだ!

ルック:朝からうるさいな……。ティルのことならほっときなよ。

クレオ:ルック君!?だけど!

ルック:ティルの気持ちも察してやれって言ってるんだ。何事もなかったようにこの街で暮らせって方が無理だろ?

クレオ:それは……っ、……そうですが。

パーン:だけど、俺はやっぱり心配だ!ティル様をたったお一人で旅立たせるなんて!

ルック:忘れてない?死んでも直らない誰かさんのこと。

パーン:あーーっ!?

クレオ:そういえば。

カスミ:いませんね。

(ENDING)
グレミオ:ぼっちゃん、疲れませんか。休憩したかったらおっしゃって下さいね。お茶の用意はいつでもバッチリですから。

ティル:グレミオ。なんでぼくに着いて来たんだ。

グレミオ:わたしがご一緒しなくてどうするんです。一体誰が、ぼっちゃんのお食事の用意をして、ぼっちゃんの身の回りのお世話をして、一体誰が、ぼっちゃんの苦しい時に傍にいてくれると言うんですか。

ティル:駄目だ!お願いだよ、帰ってくれ。ぼくの紋章は、またお前を死なせてしまうかもしれない。……それともお前は、オデッサさんと父さんとテッドの代わりにぼくを裁いてくれるとでも言うのか?

グレミオ:いいえ、できません。ですが、オデッサさんとテオ様、テッド君の代わりに坊ちゃんをお守りすることは出来ます。お願いですから、皆さんが坊ちゃんに裁きを望んでいるだなんて仰らないで下さい。皆さんが望んでいたのは、坊ちゃんが幸せになることです。

ティル:グレミオ……。

グレミオ:だからこれから坊ちゃんは、いっぱい幸せになって、いっぱい笑ってください!でないとグレミオは……も~う心配で心配でぇ!

ティル:あはは。……ありがと。だけど、ぼくやっぱり、しばらくは帰らないよ。それでもいいのか。

グレミオ:ええ、いままで大変だったんですから。のんびりしましょう。

ティル:あはは。じゃ、行こう。

Fin

ティル:鈴村健一
グレミオ:子安武人
テッド:石田彰
フリック:中村悠一
ビクトール:小西克幸
ルック:福山潤
ウィンディ:住友優子
レックナート:大原さやか
カスミ:伊藤かな恵
クレオ:竹間千ノ美
パーン:日野聡
マッシュシルバーバーグ:布施雅英
キルキス:水島大宙
オデッサシルバーバーグ:花村怜美
バルバロッサ:銀河万丈
テオマクドール:山川敦也
ミルイヒオッペンハイマー:四反田マイケル
星辰剣:山根剛
矢倉裕、庄子裕衣、古川康史、遠藤広之、小田久史

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